中国国際航空の機長と北京空港の紙コップ ??お得にロンドン往復 

羽田からロンドンへ

中国国際航空、北京経由ロンドン便は往復78000円の安さ。

以前3カ国を経由し帰国する、格安航空券で大失態を犯した経験から、目的地までの乗り継ぎは、多くても一回にしようと心に決めた。

羽田からの出発は午後。北京での乗り継ぎに5時間を要するが、値段と時間と乗り継ぎ回数を考えると、かなりお得。ヨーロッパの往復航空券が、10万円をきる時代は本当にありがたい。

早速、搭乗

席に着き、機内エンターテイメントを楽しもうとリモコンを探したが、付属されていない。

この機材、かなり古い。エコノミーの座席は全てが同じ映像で機内エンターテイメントが全く充実していない。10チャンネルほどしかない上に、日本語の映像が1つもない。日本路線だと言うのに。

唯一あったのが、飛行情報が日本語に訳されているくらいだ。これが中国国際航空の安さの理由なのか・・・?仕方ないか・・・。(;_;)

機内食はまあまあ美味しくて、日本人CAさんも2人いて安心だった。だけれど、機内エンターテイメントはもう少しどうにかならないものかな・・・。LCCじゃあるまいし。

エミレーツ航空のような「ここは映画館なのかしら?」と思うほどの選択肢は望まないけれど、1チャンネルだけでもいいから、日本語映像の搭載をお願いしたい。

そんなこんなで、4時間で北京空港に到着した。

ツッコミどころのある紙コップ

中国での乗り継ぎは、ものすごい時間がかかるのが毎度のことなので、不安を感じていたが、早朝ということもありすんなり保安検査を通過。

ノドが渇いて売店を探すが、朝が早すぎて空いてるお店がほぼない。トイレの近くに給湯器を発見した。

並んで、飲み水にありつく。。ディスペンサーの横の紙コップを取り出して、驚く。

 

!!!

 

なんじゃこの形は!!!検尿用の紙コップか!!?

  

紙コップを引くぬくケースから、取り出しにくい上、50mlくらいしか注げない。滑るし、持ちにくいし、50mlじゃ足りないし。

誰がこんな形にしたんですか。。。!!?

わざわざこの形にする方が、逆に手間がかかったんじゃなかろうか。そもそも形が円錐だから、置きたくても置くことさえできない。

その場で飲み干せということか。

1カップじゃ到底足りないので、1回目はその場で飲みきり、すぐにカップを2つ用意して給湯器に並ぶ。両手に水を2杯ゲット。苦笑した。笑

パイロットもCAさん

見たことのないおもしろ紙コップに一人でツッコミを入れながら、5時間を過ごす。ロンドン便の搭乗が開始する。

またしても機内エンターテイメントは「ない」に等しい。北京からロンドンまで14時間もあるのに、エコノミークラスは全席同じチャンネルで日本語動画は1つもない。もちろん、日本人CAさんはいない。

長時間どうやって機内で過ごすかな、、、と考えていると機内食が始まる。男性が私のご飯を提供してくれた。

 

!!!

 

どう見ても、男性のCAさんではない様子。制服のワイシャツの肩のラインがキラリと光っている。

 

えええっ!!?操縦士さんだ!!!

 

彼をジロジロ見ていた私に、CAさんのお手伝いをしているパイロットが笑いかけてくれた。ニコやかに飲み物を差し出してくれる。

2回目のお食事サービスもCAになり変わったパイロットが対応してくれ、彼は食後のゴミ拾いまで手伝う。なんと関心な操縦士なのだろう。その柔軟さに感動した、中国国際航空。

無事、ロンドンヒースロー空港に到着。

彼が特別だったのかもしれないが、CAさんのお手伝いを率先して行うパイロットのいる

中国国際航空おもしろかった。珍しいものを見させてもらった。

機内エンターテイメントをもう少しどうにかしてくれたら、節約旅行にはものすごい見方だ。

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