短期学生 イギリス銀行口座作り方

はじめに

ロンドン入りした私が生活するのにまず苦労したのが、

イギリスの住所証明書(proof of address)をどこからゲットするかということ。

なぜかというと、

図書カードと銀行口座を作りたかったから。

⑴英語の漫画を図書館でかりて読みたい

⑵イギリスの銀行講座を作りたい

(ロンドンでクレジットカードを3枚無くし、現金の所持金がなくなり、

日本からの送金が必要になったため。)

イギリスを出てヨーロッパを旅行するにしても、現地の銀行口座を持つことは何かと

役にたつかもしれないと思った。

しかし図書カード、銀行口座を作るにも、

私の持つ「Visitor Visa(観光ビザ)」と、知り合いの家の居候の私には、

住所を証明するものなど全くない。

一先ず、別件で日本に帰る必要もあったため、一時日本に帰国することに。。

そして再びイギリスを訪れることにした。

イギリスの銀行講座開設のために必要なもの

観光(Visitor visa)以外のきちんとしたビザ、学生ビザ、就労ビザ、ワーホリビザ等

短期学生ビザ(Short-term-student-visa)

英語の語学学校の入学申請(授業料を支払い)をすると、

学校が入学許可証(Letter of acceptance)を発行してくれる。

その入学許可証をイギリスの入国時、審査官に見せると、

即時6ヶ月滞在可能の(Short-term-studend-visa)が発行される。

学生として半年イギリスに滞在することが許可されているのがわかる。

観光(Visitor )ビザはこのスタンプのみ

イギリスの住所を証明する書類(Proof of address)

学校に作ってもらった住所証明

以前ロンドンで無料の語学学校に通っていた時に、住所証明(Proof of address)を作ってもらえるか問い合わせたところ、「授業料を支払う、正規の学生」

なら作成できると確認をしていた。そのため2週間、授業料を収め、正規学生として通うことにした。

✴︎無料で語学学校に通っていた時の話はまた後ほど。

いくつかの他の語学学校にも「住所証明を発行してくれるかどうか」聞いてみたが、

学校によっては住所証明を作成できない学校もあるらしい。

国の認定している??比較的大き目の学校が良いようだ。

幸運なことに、

私の滞在地の近くの当時無料クラスに参加していた時の学校はまさにその認定校。

そこで、銀行口座を開設するための住所証明を作ってもらった。

銀行講座を作成する手助けをするよう書かれている。心強い書類。

イギリスの住所証明といっても色々なものがあるらしく、

部屋を借りている人なら、賃貸契約書や、

公共料金の証明などが、有効のようだ。

しかし、なんせ私は知り合いの自宅に居候させてもらっている身。

正規の学生として語学学校に通い、

学校が発行してくれる証明書が唯一のイギリス住所証明だ。

作成してもらった後に学校に心配されたのが、

2週間の学生にで口座開設ができるのかは銀行によるということ。

銀行へ

居候させてもらっている知り合いに何らかのレター

(実際にそこに私が住んでいる旨と署名)を書いてもらう必要が

あるかもしれないことの2点だったが、

知り合いからはとにかく「今後長く滞在する予定で」ある旨を

自信を持って伝えること、とアドバイスをもらい銀行へ向かう。

この2つの書類を持って、近所の以下4つの銀行へ。

⑴Barclays(バークレイズ)

⑵Lloyds(ロイズ)

⑶Natwest(ナットウェスト)

⑷HSBC

⑴Barclays(バークレイズ)

両方の書類を確認され、待たされること30分。銀行口座開設のための予約を取ってくれる。即日開設することはできなかったが、後日開設できるとのこと。

10日後が最短のよう。10日後だと、書類を出してくれた学校のクラスが終了してしまうことを伝えると、

「大丈夫。書類確認したから。また来てね。」と帰される。

まず、10日後にしかとれない予約って意図的にこの書類を無効にするためなんじゃないのか、、、、!?と

なんだかモヤモヤが残ることとなったが、

次の銀行へ。

✴︎どうなったかは後日記事にすることに。。

⑵Lloyds(ロイズ)

2週間しか学校に通ってないと作ってあげられないと丁寧に断られる。

「書類が不十分ね。せめて3ヶ月くらいは学校の証明が必要よ。」との回答。

⑶Natwest(ナットウェスト)

「NIナンバー(ナショナルインシュアランス)かBPR(外国人イギリス在住証明)カードを持ってないと学校に通っていても作ってあげられないわ」と断られる。

BPRカードは半年以上学校に通う学生、ワーホリ、それ以上の人が所有する外国人在留証明だから少なくとも、私は6ヶ月学校に行きなさいね。と言われているということだ。

⑷HSBC

住所証明をじっくり確認される。

「開設してあげるわ。だけどこれからどのぐらいイギリスにいる予定なの?」

と聞かれたため、

「1、2年は滞在する予定で、学生の時は家族からの送金が必要だから開設したい」半ば大げさ目で答える。

ここにくるまで3件の銀行に出向いたので、少し慣れてきたせいもあって、

自分の対応にも多少の自信が出てきた。

1時間ほど待った後、個室ブースに案内され、

4,50分かけて普通口座を開設してくれた。

良い銀行員の男性に当たったのだと思う。

最後まで何度か銀行員に聞かれたのが、

「どうして学校が2週間なのか」

「今後どうするのか?」

「ビザが半年だけど、どのように長くイギリスに滞在するのか」

「主に何に使う口座なのか?」

ということ。

「今後は学校は変更する予定だ。違う学校に行く。

ビザも延長して滞在するから、日本から送金するための銀行口座が必要なんだ!!!」

ということを熱心に伝えると、納得してくれたようだった。

(★開設後に知ったのだがShort-term-student-visaはビザの延長ができないようだ。。。)

HSBCのスマートフォンアプリも同時に開設、設定してもらう。

今日から銀行営業日5日以内に、デビットカード付帯の銀行カードが届き、7日後に初期PINナンバーが届いた。

その後の利用もきちんとできて、問題なし。

学校に無事口座開設ができた方報告をすると、

「よかったわねー」と驚かれる。

2週間しか通わない学生に、住所証明を作成したものの、銀行口座が開設できるかは学校側も心配は指定くれてたらしい。

(証明書に、学生がどんなコースで何週間か通うの詳細を記載しないといけないため)

「Helpfulな銀行員に当たったわねー」と一緒に喜んでくれた。

幸運だっただけかもしれないが、

私のような立場でも銀行や銀行員によっては、

イギリスで銀行口座を開くことができた。

とにかくありがとうHSBCのお兄さん~!!

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