“潔さ”の大切さ

40歳町子、人生の後半戦を軽やかに生きていくために、断捨離をはじめた。

進行状況としては…笑

ぼちぼち

 

“もったいない、まだ使える、1回しか着ていない、いつか使う時がくる”

様々な理由と、執着との格闘であり

私の断捨離は時間がかかっている

 

1日で一気に断捨離を終えて人生が変わった、1週間でほとんどのものが手放せたという

人の話を聞いたり、ブログを読んだりしては…憧れる

 

私も今日こそは終わらせてみせる

何度この言葉を、自分にかけただろうか

 

そして現実は

今だ断捨離、進行中である。

終わってはいない…

 

1日で終えられたら

断捨離から解放され、1日でも早く、やりたいことに使う時間ができるのは想像できる

しかしながら

長年ものを捨てられず、溜めこみ続けた町子の断捨離は

そうそうシンプルではないのだ

 

ひとつひとつ、ものと 対峙しにらめっこ

“捨てたい。でももったいない”

ぐずぐず優柔不断の自分

この繰り返しが時間の無駄であり、私には必要なプロセスでもある

 

対峙したものを捨てる決断ができる時も、できない時もある

時間がかかり自分にうんざりすることも、しょっちゅうだ

 

しかし、ものと対峙し一つ一つ向き合う中で、確実に必要なものと、そうでないものの判断がつくようになってきている

 

何が必要で、何が不必要か分からなくなっていた町子にとっては

時間がかかっているとはいえ大きな進歩なのだ

 

しかーし!

潔さが必要だな…と思った事件が起きた!

いつどこで手に入れたかも分からない小さなキャンドルが、クローゼットの奥から出てきた

長年、一度も使わず放置されていたものだ

 

何年も使っていないキャンドル

興味がないから使っていなかったのだろうし、きっと今後も使うことはないだろ…

 

しかーし!

いざ捨てようとなると、そうもいかないのが優柔不断まる出しの町子である

“新品だし、使わないともったいない”

でた!

優柔不断のぐずぐず病

 

そして

私はワクワクもしない、キャンドルに日を灯す

香りを楽しむこともなく、ただ新品を手放す罪悪感を消す、という目的だけで

ただキャンドルの灯を見つめる

 

捨てるために“早く燃えろ、無くなれー”とのごとく念を送り

キャンドルがなかなか減らないなと、やきもきさえしている

 

そして、その時は訪れたのだ…

小さいキャンドルだから、今日中に使い終わるという気持ちとは裏腹に結構残った

“あー捨てれなかった。明日また使うか”

 

火を消して、キャンドルに蓋をしたその時、手がブレて

キャンドルがひっくり返った

しかも、家の中でNo.1くらい大切なコーヒーテーブルの上で

キャンドルのワックスが一気にひろがる

 

わーOMG!!!!!!!!

一瞬…時が止まる

 

とにかく、早く拭き取らねば

ワックスが固まる前に

キッチンペーパーを片手に、無心で拭き拭き

 

私の声に驚き、夫まで登場

2人で必死に、テーブル拭き拭き

 

対処が早かったことで、コーヒーテーブルは大丈夫そうだ

変な、しみとかもついてない

助かったーーー

 

そして

コーヒーテーブルから猛スピードでよけた、小さなキャンドルを見た瞬間

“ぐずぐずせずに、潔く手放せよ”

と言われたような気がして

びく(@ ̄□ ̄@;)!!

 

古い小さなキャンドルは、今やもうお金の対価はないと思います

コーヒーテーブルは、高価でしたが気に入って購入したものです

 

価値のないものに、価値のあるものが、一瞬で奪われるところでした

今大切にしたいものと、今の自分には大切でないものが、混同し分からなくなっていたのだと思います

 

“もったいない、いつか使う” という執着

ぐずぐず決められない 優柔不断は

今、大切にしたいものを奪う可能性がある

という体験でした

 

40歳町子‼

これからは、潔い決断と行動ができるよう、精進していきます!

 

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